- 商品詳細
- つくり手
フランスで小さなお菓子を入れる器を「ボンボニエール」と呼びます。
その名にウニを掛け合わせたユニークな発想から生まれたのが“ボンボウニエール”です。
ウニの殻を漆で強化し、蓋を誂えて愛らしい小物入れに仕立てています。
制作を手がけたのは、京都で漆芸の技を修めた職人の工房「表望堂」。普段から螺鈿細工の材料として取り扱うことのある貝殻ですが、ある日のニュースでガンガゼというウニが大量発生し、アワビやサザエなどの生育環境を悪化させているというニュース知ったことをきっかけに、ウニの殻の造形美から着想を得て制作されました。
こういった自然物に漆を施して、道具へと変えることは、もとより茶道具において好まれる趣向です。茶道には見立てという文化があり、用途の違うものや捨てられるものを茶道具に見立て、もてなしの道具とします。
美しい自然物に職人の技を加えることで、お砂糖など調味料を入れたり、小さな宝箱にもなる、実用性も兼ね備えた個性的な器となりました。
自然から授かった造形美と、道具としての新しい姿を、末永くお楽しみください。
*京都クラフトアンドデザインコンペティション「TRADITION for TOMORROW」2024-2025 グランプリ受賞*
| 素材 |
ウニの殻、漆、麻布、木、金箔
| バリエーション |
黒・ゴールド・白・ピンク・グリーン
| 実寸サイズ |
約 直径5cm × 高さ5cm × 奥行き5cm
重さ5g
*ウニの個体差により大きさは様々です。目安としてください。
| パッケージ |
紙箱
| お届け日について |
オーダーメイド:1ヶ月ほどお時間頂戴いたします。
| お手入れ方法・取り扱い注意事項 |
乾いた布巾で水気を拭き取ってください。
電子レンジ・食洗器・乾燥機は絶対に使用しないでください。
表望堂
表望堂は、京都で漆芸の技を修めた職人の工房
茶道具、塗り椀のような、京都の伝統的な漆器や、社寺・文化財の修復なども手がけています。漆工芸という伝統を継承しながら、ンテリアやアート作品など、漆の魅力を現代の暮らしの中に表現する試みにも、意欲的です。