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京都伝統産業ミュージアムは、京都市の都市部と東山山麓の間に位置する岡崎エリアにあります。周辺には京都市京セラ美術館、ロームシアター京都、京都国立近代美術館、京都府立図書館、平安神宮、京都市動物園など、多彩な文化施設が集まる京都を象徴する文化ゾーンの一角にあります。

平安時代から1000年以上もの間、都が置かれていた京都では、茶道や華道、能、狂言をはじめ、独自の文化が育まれてきました。さまざまな人々が集い、経済の中心地として発展していくなかで、文化と人々の暮らしを支えてきたのが伝統産業です。

京の歴史と技を伝える伝統産業 74品目を一堂に集め、体系的に紹介する国内でも有数の展示場です。各コーナーには実際の作品だけでなく、製作工程をわかりやすく解説したパネルや映像資料もあり、多種多様な伝統工芸の美と技の世界を身近に感じていただけます。

2020年のリニューアルを経て、現代のつくり手の活動を紹介する事業をさらに充実させ、つくり手と使い手がともに伝統産業のいまを見つめ、これからを思い描く、自由な交流の場を創出しています。