髙木漆工 / 髙木 望

京料理や茶の湯の文化を支えながら、京都で発展を遂げてきた京漆器。その作り手のなかでも、漆を塗る職人、塗師(ぬし)の髙木望さんは、業界では注目される存在です。38歳という職人の世界では若手ながら、茶道具の制作を得意とし、塗りのなかでは最も難しく、できる職人さんも少ない「上塗り(仕上げの塗り)」までを一人で行います。

*婦人画報デジタル 古くて新しい京都の伝統工芸

Vol.17 京漆器の現在

茶道が導くものづくりの精神。漆器の技術とニーズを100年先へ

髙木漆工・髙木望さん