京扇子

伝統産業の中には、大陸から渡来したものも多いのですが、扇子は9世紀ごろ日本で考案されました。
木製の桧扇、次いで紙扇が生み出され、奢侈な工芸美術品として王朝社会の日常生活に深く根をおろし発達をとげました。舞扇、能楽扇、茶扇、飾扇、そして涼をとる実用扇などがあります。