源氏物語 朝顔 土佐光起木版画 額装入り
£185.00明治期に木版画で出版された土佐光起の源氏物語。当時の「原版木」を用い、京都の名摺師・佐治氏が当時のままに手摺しました。
源氏物語二十帖 朝顔(あさがお)
父親の桃園式部卿宮が亡くなったため、朝顔宮は斎院を退く。源氏の君は熱心に恋文を贈り続けるが朝顔宮はつれない。朝顔宮はいまさら結婚するつもりは無く、恋愛とは関わりのない交際を願い、仏道に励みたいと思っていた。その間、二人の噂は世間に広まり紫の上は深刻に悩む。朝顔宮を諦めた源氏の君が帰宅し、紫の上と雪が降り積もる庭を見る。空には月が冴え、前栽は雪に萎れ、水はむせび泣き、池の氷は身にしみる感じである。源氏の君は童女たちを庭に下ろして雪ころがしをさせた。童女たちのはしゃぎ回る姿は月に映えてかわいかった。
土佐光起 元和3年~元禄4年(1617~1691) 江戸時代の土佐派を代表する絵師。和泉国堺出身、父は土佐光則。名は藤満。承応3年(1654)、宮廷の絵所預となり、大和絵の主流だった土佐派を再興。狩野派と対抗した。後に剃髪して常昭と号した。京都で没する。代表作は「北野天神縁起絵巻」、「三十六歌仙図屏風」、「源氏物語図屏風」など。
| 素材 |
紙:越前和紙
額:木製・アクリル
| 実寸サイズ |
絵:23.0×ヨコ17.0cm
| お手入れ方法・取り扱い注意事項 |
紫外線により色褪せします。
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