源氏物語 野分 土佐光起木版画 額装入り

by 美術書出版 株式会社芸艸堂

£184.00

明治期に木版画で出版された土佐光起の源氏物語。当時の「原版木」を用い、京都の名摺師・佐治氏が当時のままに手摺しました。 

源氏物語二十八帖  野分

秋八月、激しい野分(台風)が吹き荒れて一夜で花々は折れ伏した。夕霧は祖母大宮の邸を見舞い、六条院にも見舞いに参上する。源氏の君は夕霧を従えて、邸内の秋好中宮・明石の君・玉鬘・花散里と次々に見舞う。玉鬘のところでは源氏の君の細やかな話しぶりに、夕霧は好奇心から垣間見をして2人が抱き合う様子に驚く。玉鬘は咲き乱れる八重山吹のように美しかった。

土佐光起 元和3年~元禄4年(1617~1691) 江戸時代の土佐派を代表する絵師。和泉国堺出身、父は土佐光則。名は藤満。承応3年(1654)、宮廷の絵所預となり、大和絵の主流だった土佐派を再興。狩野派と対抗した。後に剃髪して常昭と号した。京都で没する。代表作は「北野天神縁起絵巻」、「三十六歌仙図屏風」、「源氏物語図屏風」など。


| 素材 |
紙:越前和紙
額:木製・アクリル

| 実寸サイズ |
絵:23.0×ヨコ17.0cm 

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