浅井忠 木版画 大津絵 矢の根五郎
¥6,600明治期の洋画家として知られる浅井忠が大津絵をオマージュ
浅井忠の木版図案集「黙語図案集」(明治41年 芸艸堂刊)の中皿図案大津絵より、観賞用木版画に現代の摺師によって摺り上げました。
初演は享保5年(1720)1月という歌舞伎「矢の根」。
父の仇討ちにその生涯を賭けた曽我十郎、五郎兄弟。弟の五郎を主人公にしたストーリー。
絵のモチーフは五郎が元日に鏃(やじり)を砥く場面。
浅井忠の描く五郎は歌舞伎の迫力とは反対に唯ならぬ気配を感じているようです。
*大津絵
江戸時代初期から明治にかけて東海道五十三次の大津の宿場(滋賀県大津市の追分、大谷)で制作され、お土産物として売られていた民画。名も無き画工たちが書き始めたのが始まりで、信仰の対象となる仏を描いた画からはじまり、日常を描く風俗画やユーモアあふれる戯画などの要素を取り入れ、独自に発展していったとされています。その多くの絵柄は風刺、教訓の意味を持っています。京都に近く旅人も多い土地柄、お土産物や護符として好まれたようです。
*浅井忠 / 1856~1907
明治期の洋画家として知られる浅井忠(Asai Chu)。佐倉藩の江戸屋敷で生まれる。イタリア人のフォンタネージに西洋画を学び神田に研究所を開き、山本芳翠などと明治美術会を起す。その後フランス留学し、日本の西洋美術を牽引。帰国後、京都高等工芸学校首席教授。また関西美術院を開き、京都の洋画壇の活性化と発展に尽力する一方、自ら図案や工芸の制作にも精力的に取り組み、当時の京都の工芸界に影響を与えた。
| 商品名 |
浅井忠 木版画 大津絵 矢の根五郎
| 分類 |
木版画
| 仕様 |
鳥の子和紙
*ピクチャーフレームなしの商品です。
| 実寸サイズ |
約 幅27cm × 35cm
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